端渓三大名坑の一つです。老抗から約六百メートル上の山腹に位置します。かつて、王朝期時代では麻子坑の佳石ともなれば、老抗や抗仔巖と肩を並べるほどの評価もあり、皇帝に貢ぐ“貢硯”としても用いられました。麻子坑の下の方は一年中水に浸かっており、石質はなめらかです。麻子坑の規格型硯は実用としても適していますが、水に濡らすと乾いていたときには見えづらかった石紋が浮かび上がるように綺麗にみえますので、鑑賞として楽しむこともできる硯です。
※麻子坑は、2007年半頃に閉鎖され、今では採石されていません。当店の麻子坑硯は全て1995年に直輸入したものです。麻子坑硯の販売は在庫が無くなり次第、販売終了とさせて戴きます。
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